江戸時代の中山道において、松井田宿と碓氷関所の中間にあった休憩施設です。
一般の旅人向けではなく、参勤交代の大名や公家、幕府の役人などの公用旅行者が休憩や昼食のために利用しました。五料村の名主を務めた中島家の屋敷がその役割を担っており、「お西」と「お東」と呼ばれるほぼ同規模の2棟が現存しています。
建物は文化3年（1806年）の再建ですが、身分の高い客をもてなすための書院造りの上段の間などを備え、当時の豪壮な名主の暮らしと、中山道における重要な役割を今に伝えています。両棟とも群馬県指定史跡として保存、公開されています。
住所：群馬県安中市松井田町五料５６４−１
通常期（3月～11月）：午前9:00 ～ 午後5:00
冬期（12月～2月）：午前9:00 ～ 午後4:30
大人（個人） 210円
・小人（中学生以下） 100円
・団体（20人以上） 大人 150円 / 小人 70円
定休日：・月曜日（祝日の場合は翌平日）・年末年始
